彼女のことは俺が守る【完全版】
海斗さんは私を守るとは言ってくれたけど、まさか、結婚式に送ってくれるだけではなく結婚式に堂々と乗り込むつもりだったとは思わなかった。私はみんなが集まっている場所まで私の婚約者としてついてくるだけだと思っていた。海斗さんの着込んだフォーマルなスーツは確かに結婚式を意識したものであるのは分かるけど、まさか、結婚式に参加するというなんて。
「結婚式に俳優の篠崎海が出席すると大変なことになると思います」
「俺は『俳優篠崎海』で出席するわけではない。俺は『藤森里桜の婚約者』として出席する。それなら、急に結婚式に参加したとしても里桜の友達や知り合いに何も言われることないだろ。俺に全部任せておけばいい」
確かに海斗さんの言うとおり、結婚式が行われる教会は披露宴と違って席が決まっているわけではない。
だから、友達の並ぶ席ならば、海斗さんがいても大丈夫だとは思う。それに、私も出席の返事を出してはないから、海斗さんも私も一緒のようなもの。返事を出さなかったことに、優斗も元友達も何も言って来なかったから、出席しないものとして処理されているのだと思う。
「里桜。さ、行こう」
そんな強い言葉に私は頷いたのだった。
マンションのことは高取さんと雅さんに任せて、海斗さんと私はそのまま結婚式に出掛けることになった。もちろん、結婚式の行われる教会までは海斗さんが自分で運転していくという。
「結婚式に俳優の篠崎海が出席すると大変なことになると思います」
「俺は『俳優篠崎海』で出席するわけではない。俺は『藤森里桜の婚約者』として出席する。それなら、急に結婚式に参加したとしても里桜の友達や知り合いに何も言われることないだろ。俺に全部任せておけばいい」
確かに海斗さんの言うとおり、結婚式が行われる教会は披露宴と違って席が決まっているわけではない。
だから、友達の並ぶ席ならば、海斗さんがいても大丈夫だとは思う。それに、私も出席の返事を出してはないから、海斗さんも私も一緒のようなもの。返事を出さなかったことに、優斗も元友達も何も言って来なかったから、出席しないものとして処理されているのだと思う。
「里桜。さ、行こう」
そんな強い言葉に私は頷いたのだった。
マンションのことは高取さんと雅さんに任せて、海斗さんと私はそのまま結婚式に出掛けることになった。もちろん、結婚式の行われる教会までは海斗さんが自分で運転していくという。