彼女のことは俺が守る【完全版】
台本がないってどういうこと?あれは海斗さんの本心なの?それなら海斗さんは私のことを少しは好きだと思ってくれているの?答えの出ない問が頭の中でゆっくりと回る。言葉の意味は理解できない。
「海斗さんは私のことが好き?」
「ああ。初めて会った時からずっと好きだった。泣きそうなのに堪えている里桜を見て守りたいと思った。でも、里桜の友達の結婚式の夜にマンションから出ていくように言うつもりだった。近くにいると触れたくて仕方なくなる。でも、俺は里桜を傷つけるつもりはない」
海斗さんは私のことを思ってくれていた。それは、きっと私と同じ意味合いの『好き』だと思う。余りに驚きすぎて、言葉が上手く出ない。私の気持ちを伝えたいのに、今はそれも出来ないくらいに驚いている。
「海、車の用意が出来たぞ。本当に今から行くのか。記者が居る中に行くなんて海らしいけど、里桜さんのことを思うと別な日にした方がいい」
「高取。どうせ役所までついてくるだろう。今日でなかったら、明日からもマンションは張られる。それに、今、行かないと後からもっとひどく里桜のことを叩かれる」
そういうと、海斗さんは私の手を取るとゆっくりと歩いて行く。ホテルの裏口から用意された車に乗り込むと、後部座席に海斗さんと私は並んで座った。運転は高取さんで、その横には雅さんも乗ってくれていた。
「そんなに緊張しないでいい。俺がずっと傍にいるから」
「海斗さんは私のことが好き?」
「ああ。初めて会った時からずっと好きだった。泣きそうなのに堪えている里桜を見て守りたいと思った。でも、里桜の友達の結婚式の夜にマンションから出ていくように言うつもりだった。近くにいると触れたくて仕方なくなる。でも、俺は里桜を傷つけるつもりはない」
海斗さんは私のことを思ってくれていた。それは、きっと私と同じ意味合いの『好き』だと思う。余りに驚きすぎて、言葉が上手く出ない。私の気持ちを伝えたいのに、今はそれも出来ないくらいに驚いている。
「海、車の用意が出来たぞ。本当に今から行くのか。記者が居る中に行くなんて海らしいけど、里桜さんのことを思うと別な日にした方がいい」
「高取。どうせ役所までついてくるだろう。今日でなかったら、明日からもマンションは張られる。それに、今、行かないと後からもっとひどく里桜のことを叩かれる」
そういうと、海斗さんは私の手を取るとゆっくりと歩いて行く。ホテルの裏口から用意された車に乗り込むと、後部座席に海斗さんと私は並んで座った。運転は高取さんで、その横には雅さんも乗ってくれていた。
「そんなに緊張しないでいい。俺がずっと傍にいるから」