政略結婚から助けてくれたのは御曹司様




「何を願い事したんだ?」



ドレッサーの前で何やら手入れをしている志津香に聞いてみた
だが、内緒としか返ってこない


はぁー、とため息をつきながら
枕に顔を埋める

なんかお袋とのことも隠されていて
なんだか、やりきれない気持ちだ


今日は光哉くんと美紗子ちゃんは
我が家にお泊りだ


さすがに流星群を見ると
遅くまで付き合ってもらって
遅くに帰すわけにもいかないと
前々から泊まるよう伝えていた



「寝室だけでは防音設備バッチリだから、俺らには聞こえないから」


美紗子ちゃんの意外な一面が見られるかも


悪魔のささやきを光哉くんにしてやった
光哉くんは一瞬フリーズしたが
いや、でも…と言っていた



志津香には悪いと思ったが
ある事を決行しようと、さっき決めた

それは光哉くんにも伝えてた
でも…と戸惑っていた光哉くんは
本当ですか?と嬉しそうだった



『寝ましょうか』



ベットに入り込む志津香を俺は引き寄せた



きゃっ、斗真っ!



抱きしめて首筋にキスをすると
小さな声で、まって、と言う志津香


客人を気にしているんだろう
けど、俺は気にしない
パジャマのボタンを外し
志津香の肌に直接触れる
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