居場所をください。



「でも大切な友達なら

なおさら正々堂々と戦うべきじゃないのか?」


「それは利益を求めない物だけです。

だけどあの人たちは私に消えてほしいと言いました。

そんなのおかしいです。絶対。

そもそも自分に自信があるなら

戦う必要なんてないじゃないですか。

戦わなくても越えることはできます。

だからあえて私は戦う前から負けると決めたんです。

意味がないんです。

そんな利益のために戦うことも、勝つことにも。

そんなことして勝って、本当に嬉しいんでしょうか。

それで本当に続くと思ってるんでしょうか。

そんなレベルの低いことはしたくないです。」


「美鈴はそんな戦いに簡単に乗るほど

そんなに子供じゃないです。

美鈴が関わることなら勝手に決めずに

まずは相談してください。


とにかく、こんなことで美鈴を切らないでください。

あとはこっちでなんとかするんで。」


……………長曽我部さんすごいね。

社長相手だよ。

こっちでなんとかするんで。って。


なんとかできるんですか。



「わかった。」



えぇ、わかっちゃうんだ?

いいんだ?



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