居場所をください。
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「はは、気持ちいー。」
私は1回目の着替え。
次はキラキラなパーカーとショーパンのセットアップに
キラッキラのブーツ。
私にとって早着替えは余裕なようで
会話も余裕。
「髪結ぶよ。」
私はストレートの髪の毛を
ポニーテールにされた。
「前髪の茶髪が強調されるね。」
最後にメイクを軽く直され、
またスタンバイ。
「あと20秒。
どう?楽しいか?」
「うん、楽しい。」
私はまた最後の最後まで
長曽我部さんの手を握っていた。
「よし、行ってこい。」
私はまたイヤモニをセットして
音楽の流れるステージへと立つ。
ステージへと立つと
私は歌いながらセンターステージへと向かう。
花道を歩いてると
みんなの顔がバッチリ見れて
一段と幸せ。
笑みがこぼれ落ちててやばい。
あ、隼也来てる。
とりあえず手を振っといた。