居場所をください。



「……じゃあ私が迎えに行ってあげる。」


『は?』


「今から行くから。」


『は?ちょ…』


弘希がなんかいってたけど無視。

電話を切った私はまた静かに着替えて

タクシーをマンションへ呼んでから

荷物を持ち、静かに部屋を出た。


ばれないように、靴も玄関を出たあとに履いて。



それから下にきていたタクシーに乗り、

私は渋谷駅を目指した。


"わかりやすいところにいてね"


と弘希にメールをして。




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