居場所をください。
「ひかるが更正したと聞いてはいたけど
本当に別人みたいだな。」
「まぁ俺ももう30ですからね。」
長曽我部さんはそう言いながら座ったから
私たちも席に座った。
「……知り合い?」
とりあえず私が小声で聞いてみた。
「まぁそんなもん。
行きつけの店だしな。」
ふーん……
私や隼也がマスターと仲良しなのと
一緒のようなものかな…?
「で、なにする?」
「とろろそば。」
「俺は天ぷらそばで。」
「はいよ。
……大将~、注文取り来てー!」
「そこから言えよ。」
えぇ!なんだそりゃ。
そっちに来ないの?
「天ぷら2のとろろ1~。」
「はいよー。」
なんつー適当な店だ……