居場所をください。
「いいじゃない、そういうの。
私はそういう方が好きだけどな。」
「え、そうですか?」
「美鈴ちゃんの歌詞ってさ、
たくさんの人に伝えようと見せかけの歌詞で
実は自分の悲痛の叫びだったりするよね。」
「え?」
「あれ、違う?
私にはそうやって聴こえたんだけどな。」
「………いえ、その通りかもしれません。」
私はいつだって
私はここにいるんだって
みんなにわかってもらいたくて
必死に叫び続けてきたのかもしれない。
「美鈴ちゃんってさ、
歌詞全部日本語でしょ?
最近の音楽ってちょっと英語挟んだり
全部英語だったりするけど………
なにかこだわりとかってあるの?」
「だって日本人ですもん。
なんかこんなこと言うと他の作詞家さんや
アーティストさんたちをディスってるように
聞こえるかもしれませんけど
あくまで私個人の意見で、
他が悪いって言う意味ではないんですけど」
「前置き長いよ!」
だってこのくらい言っとかないと
批判来たら怖いもん。