居場所をください。
そして私が白のインヒールスニーカーを履けば
貴也も白のスニーカーを履いた。
完全にお揃い意識の詰まった服装だ。
「そういえば貴也、ドラマの撮影とかないの?」
貴也の髪の毛はまだ赤いまま。
そろそろ戻る気もするけど
ここまで戻さないのも珍しいから。
「あるよ。
正月用特番の2時間ものだけどな。
来週から撮影。」
「へー、そっか。
舞台もあるし大変だね~。」
「美鈴も特番出るだろ。
ライブもあるのに大変だな。」
「あはは、そうだった。
でもお正月は休みだし、
あんまり仕事ないよ~。
収録だもん。」
「まぁ俺も正月は休みだけどな。
隼也は相変わらず生に出るらしいけど。」
「さすがだ。」
お正月から生放送なんて
私なら嫌になっちゃうよ。
お正月はゆっくりしていたいよ。