居場所をください。



「つーことで、お前はこれから飯。

たまには量を食え。」


「え、今から?」


「そ。

弘希も誘ってあるから行くぞ。」


もー、また急に。

まぁもう終わりだからいいけどさ。


「せめて着替えさせてください。」


「はいはい。

早くしろよ。」


はいはい。

わかってますよ。


ついでに佐藤さんにアイコンタクトを送って……

それから私は更衣室へと入り

いつの間にか得意になっていた

早着替えを済ませて

佐藤さんと更衣室前で合流した。


「見た?オリコン。」


「見た見た。

すごい売れてるね。

宣伝ありがとうございました。」


「まぁ結局美鈴ちゃんの努力だけどね。

でも、これなら美鈴ちゃんの計画

ちゃんと進みそうだね?」


「あれがないと、すべてが無駄になるしね。

ということなんで、目指せ500万枚!ってことで

これからもお願いします。」


「任せて。

それと、新曲の歌詞はあれでいいよ。

まぁ今回はドラマの主題歌だから

音楽ディレクターと決めたんだけどね。

これ、仮歌入ってるから

レッスンまでに覚えてきてね。」


「はーい。

じゃ、今日はたぶんこのまま帰ります。

これから長曽我部さんとご飯なんだー。」


「へぇ?久しぶりだね。

楽しんでおいで。」


「うん!

じゃ、お先でーす。」


「お疲れさま。」


ま、お腹すいたし

いっぱい食べてこよーっと。



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