居場所をください。
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「よう、美鈴。
あんま久しぶりじゃねーな?」
弘希との待ち合わせ場所にて
弘希を拾って
車はまた出発した。
「久しぶりだよ。
今はテレビでちょこちょこ
私を見るから錯覚してるだけだよ。」
「あー、そうかもな。
ベスト発売だっけ。」
「聴いた?」
「聴いてない。」
聴いてないのかーい。
……まぁいいけどさ。
いいんだけどさ?
「……まぁいいや。
で、何を食べに行くのー?」
「父さんちでタコパだって。」
「タコパー?なにそれ。
そういう楽しいこと系
私したことないよ。」
「炭水化物は太るし
タコパなら意外と量食えるし。」
「でもタコパなら貴也も誘えば良かったな。」
「あぁ、貴也も来るよ。
ついでに隼也も。
仕事が終わり次第佐藤も来るし
ついでに咲も来る。
亜樹も来るし、お前の友達の
高橋ってやつも来るよ。」
「え、うそ。ホント?
高橋も来るの?
なんかめっちゃ楽しみ。」
「おい。
それは俺に失礼じゃねーのかよ。」
「あはは、いやいや。
弘希がいても楽しいよ。」
「いても楽しいって
いなくても楽しいって聞こえるんだけど。」
「ひねくれてるぞ~~」