居場所をください。



「みんなあけおめ~。」


「あ、美鈴ちゃんだ~!」


とまぁ、今日も元気な小学生たち。


「みんな宿題は終わったの~?

のんきにテレビなんて見てて。」


「終わったよ!

今年はみんなで早く終わらせようって

ママと決めたんだ~。」


「へー、えらいじゃん。」


私なんかよくママに怒られてたよ。

あんたはいつもいつも寝てばっかり!!

とかいって。


「ブスにも衣装ってこういうことを言うのねー。」


と、また生意気な言葉がひとつ。


「素直にきれいと言ってくれる?

生意気娘さん?」


「美鈴ちゃんきれいだよー!」


「ありがと。

藍子も栞奈を見習いなさい。」


「はいはい。」


ということで

私と貴也、藍子、栞奈は

この家の特等席のソファを陣取った。

いつものことながら、だけど。


「そういえば藍子、どこら辺すむの?

まだ決めてない?」


「んー、まぁ早く埋まっちゃうだろうから

一応見てはいるけどまだ未定。」


「はぁー…藍子ちゃんまでいなくなっちゃうなんて

私来年からどうしよう…」


「栞奈は来年最年長になるんだし

しっかりしてよね!」


まぁ栞奈は同い年の子がいないし

いちばん近くて2個下になるから

なかなか話題とかないのかな…



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