居場所をください。



「それじゃお疲れさまでした。」


「明日8時な。」


「はーい。」


私はマンションの前に下ろされた。

あの二人はこれからどうするんだろう。


こっそりドライブでもいくのかな。


私はエレベーターにのり

部屋を目指した。


23時か…。

今日も遅くまでご苦労様だね、貴也。


私は7月のシングルのため

パソコンを開いた。


今度書くのはごてごてのラブソング。

と、長曽我部さんからご命令が来ている。


MVは貴也とがいーな。

長曽我部さんならきっと貴也をキャスティングするだろう。

利用すると宣言までしているのだから。



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