俺が虜にしてやるよ。
「なっ・・・!!!」
カッと頬が熱くなる。
・・・ほんとに何考えてるのかわかんない。
「ノ、ノアあんたって奴は、「マリア」・・・っ」
いちいち顔が近い!!って怒ろうと思ったんだけど、真剣なノアの顔をみて、何も言えなくなってしまった。
「・・・俺になぜ黙ってた?」
「・・・・・言いたくない。」
「キスしていいんだな?」
「・・・言います」
好きでもない人にキスとかされたくない!!
言うと言ったものの、言えるはずがなく、私は黙りこくった。
「・・・マリア?」
「・・・大丈夫。」
心配そうにこちらを覗き込むノアを軽く制して、私はぽつりと話し出した。