婚約者は高校生


少しばかり喉が渇いた俺はお茶に手を伸ばし、一口それを含んだ。



「姫紀さんは17歳です。多賀さんは26歳だと伺っておりますが…」



はっ!?
17歳…だと?


その言葉に思わずお茶を吹き出しそうになる。


じゅ、じゅうなな…っていったらまだ高校生じゃないか!!

俺からみたら子供だし、彼女からみたら俺は…まだ20代だがオジサンの部類に入るだろう。


驚いているうちに隣では本人を無視した会話が続けられ、定番の「あとは若い人たちで…」という流れになった。



仕方ないのでとりあえず彼女を連れ出し、少し離れた場所にあった庭園を散策する。


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