魅惑な彼の策略にはまりました
宗十郎の身体はぐらりとよろめき、私に覆いかぶさるように倒れ込んできた。
支えきれず、崩れ落ちるようにフローリングに転がる私。
肘が顔の横につかれている。
重たい男性の身体。
宗十郎が私を押し倒す格好で見つめている。
「四季は俺の彼女でしょ?」
「だから、そのごっこ遊びはやめて。そういうのに付き合えるほど、若くもないのよ」
つとめて冷静に答えたつもりだけど、心臓がおかしくなりそうなほど鳴り響いていた。
宗十郎の綺麗な顔が間近にある。
白い面は、窓から差し込む街の灯で青く照らされ、それがこの男の中性的な美貌をこの世のものとは思えないものにしていた。
同時に確かに身体に感じる重みは、間違いなく異性の感触。
そこだけが生々しくリアル。
「俺は四季が20代でガンガン合コンして、彼氏に不自由してない時から知ってる。今の男いない仕事漬け生活の5年も知ってる」
「いいからどいて」
宗十郎は退かない。
どころか顔を近づけ、鼻と鼻がくっつきそうな間近で私を見つめた。
「四季は年とって、魅力がなくなったみたいなことを思ってるみたいだけど、俺から見たら、20代の四季も34の四季も一緒だよ。俺は今も昔も四季を可愛い女だと思ってる」
支えきれず、崩れ落ちるようにフローリングに転がる私。
肘が顔の横につかれている。
重たい男性の身体。
宗十郎が私を押し倒す格好で見つめている。
「四季は俺の彼女でしょ?」
「だから、そのごっこ遊びはやめて。そういうのに付き合えるほど、若くもないのよ」
つとめて冷静に答えたつもりだけど、心臓がおかしくなりそうなほど鳴り響いていた。
宗十郎の綺麗な顔が間近にある。
白い面は、窓から差し込む街の灯で青く照らされ、それがこの男の中性的な美貌をこの世のものとは思えないものにしていた。
同時に確かに身体に感じる重みは、間違いなく異性の感触。
そこだけが生々しくリアル。
「俺は四季が20代でガンガン合コンして、彼氏に不自由してない時から知ってる。今の男いない仕事漬け生活の5年も知ってる」
「いいからどいて」
宗十郎は退かない。
どころか顔を近づけ、鼻と鼻がくっつきそうな間近で私を見つめた。
「四季は年とって、魅力がなくなったみたいなことを思ってるみたいだけど、俺から見たら、20代の四季も34の四季も一緒だよ。俺は今も昔も四季を可愛い女だと思ってる」