魅惑な彼の策略にはまりました
「四季は、強い女の代名詞みたいなメイクなんだよ。もっと、柔らかくていい」
「柔らかくしたらフケて見えない?」
「ナチュラルに見えればいいんだよ、元が悪くないんだから。本当はファンデーションも、もっと透明感があるのに変えたい。肌綺麗だから、こんなにマットな仕上がりじゃもったいない」
あ、聞き逃さないぞ。今、褒められた。
言葉がきつい宗十郎にしては珍しい。
でもこれも、恋愛レッスンの一環かもしれない。
自然な言葉の中で褒めて、好感度アップ!的な?
「ありがと。本当に感じよく仕上がってるじゃん。参考にする。さすが本職!売れっ子は違うね」
照れ隠しに褒めちぎってみるけれど、宗十郎は渋い表情で「うーん、まあな」と答えただけだ。もっと、ドヤ顔してくれていいんだけど。
「前から思ってたけど、宗十郎って仕事に対して異常にドライじゃない?」
私の言葉に宗十郎が少なからず驚いた顔をする。
こいつ、気付かれてないと思ってたのか。私は畳みかける。
「嫌いじゃないのはわかるんだけど、たまにイヤイヤ感が出てる。ホントは俺の道はこうじゃない!みたいな。……わかっちゃうんだな、観察眼鋭いおねーさんには」
「柔らかくしたらフケて見えない?」
「ナチュラルに見えればいいんだよ、元が悪くないんだから。本当はファンデーションも、もっと透明感があるのに変えたい。肌綺麗だから、こんなにマットな仕上がりじゃもったいない」
あ、聞き逃さないぞ。今、褒められた。
言葉がきつい宗十郎にしては珍しい。
でもこれも、恋愛レッスンの一環かもしれない。
自然な言葉の中で褒めて、好感度アップ!的な?
「ありがと。本当に感じよく仕上がってるじゃん。参考にする。さすが本職!売れっ子は違うね」
照れ隠しに褒めちぎってみるけれど、宗十郎は渋い表情で「うーん、まあな」と答えただけだ。もっと、ドヤ顔してくれていいんだけど。
「前から思ってたけど、宗十郎って仕事に対して異常にドライじゃない?」
私の言葉に宗十郎が少なからず驚いた顔をする。
こいつ、気付かれてないと思ってたのか。私は畳みかける。
「嫌いじゃないのはわかるんだけど、たまにイヤイヤ感が出てる。ホントは俺の道はこうじゃない!みたいな。……わかっちゃうんだな、観察眼鋭いおねーさんには」