母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
晴美がいなくなって、
私は不思議な気持ちを抱えていた。
もちろん、みんなと同じように、
女性として、お手本にしたいような晴美が
いなくなったことは、とても残念。
でも、それと同時に、晴美があさひの事を、
好きだったとわかった今、晴美がいなくなることは、
私にとって、とても嬉しいこと。
私だって、あさひの事がすっごく好きだったけど、
晴美と私で三角関係になったら、99%勝てる気がしない。
〈それは、悔しいけど、認めざる負えない事実〉
そう思うから、心の奥底の、漆黒の闇の中では、
晴美がいなくなって、真夏の暑い日に、
炭酸ソーダを飲んだような、
清々しい爽快感が広がっていた。
そんな自分の感情に浸っていたら、
自然と顔が緩んでいたみたいで、
ふいに寧子が、
「よかったね」
そう言った。
私は、その寧子の言葉に驚きいて、
「え?何が?」
慌てて、悲しそうな顔を繕って、寧子に返した。
「いいよ別に、無理しなくて」
寧子はそー言い、くすっと笑った。
〈寧子、こわ!〉
寧子は、私よりひとつ下で、高校出たての18歳の
はずなのに、さっき”くすっ”と笑ったその顔は、
まるで、恋愛に百戦錬磨の猛者のようだった。
そんな大事件があっても、2~3日で落ち着いて、
また普通の日常が戻ってきた。
〈人間なんて、結局自分が大事で、何があっても、
自分さえ良ければ、それでいいんだよね〉
なんて、哲学チックな事を思って、
アンニュイな気分に浸っていると、
「紗季!大変!Ashが寮出てアパートに移ったって!」
寧子が大声で、叫びながら、教室に駆け込んできた!
私は不思議な気持ちを抱えていた。
もちろん、みんなと同じように、
女性として、お手本にしたいような晴美が
いなくなったことは、とても残念。
でも、それと同時に、晴美があさひの事を、
好きだったとわかった今、晴美がいなくなることは、
私にとって、とても嬉しいこと。
私だって、あさひの事がすっごく好きだったけど、
晴美と私で三角関係になったら、99%勝てる気がしない。
〈それは、悔しいけど、認めざる負えない事実〉
そう思うから、心の奥底の、漆黒の闇の中では、
晴美がいなくなって、真夏の暑い日に、
炭酸ソーダを飲んだような、
清々しい爽快感が広がっていた。
そんな自分の感情に浸っていたら、
自然と顔が緩んでいたみたいで、
ふいに寧子が、
「よかったね」
そう言った。
私は、その寧子の言葉に驚きいて、
「え?何が?」
慌てて、悲しそうな顔を繕って、寧子に返した。
「いいよ別に、無理しなくて」
寧子はそー言い、くすっと笑った。
〈寧子、こわ!〉
寧子は、私よりひとつ下で、高校出たての18歳の
はずなのに、さっき”くすっ”と笑ったその顔は、
まるで、恋愛に百戦錬磨の猛者のようだった。
そんな大事件があっても、2~3日で落ち着いて、
また普通の日常が戻ってきた。
〈人間なんて、結局自分が大事で、何があっても、
自分さえ良ければ、それでいいんだよね〉
なんて、哲学チックな事を思って、
アンニュイな気分に浸っていると、
「紗季!大変!Ashが寮出てアパートに移ったって!」
寧子が大声で、叫びながら、教室に駆け込んできた!