龍神のとりこ
そっと見上げると、トーコを見つけた紅い瞳が微笑んでいる。

「ふふ、ほんとに龍神に戻れちゃったね。

なんだか、、、シオウに似てるみたい。

銀髪も、瞳の色も、強そうな胸も。

龍神ってみんなそうなの?」

コハクの所々鱗が生えて硬くなった皮膚に触れる。

「ん?」


「きゃっ、」





ぐいっと下に敷かれるように、コハクが乗り上げた。

「誰の前で他の奴の話をしてる?」

目をしばたたかせるトーコ。

「コハ、、」




ふ、、


いたずらっぽく口元が笑った。



< 137 / 139 >

この作品をシェア

pagetop