龍神のとりこ
「ぁ。。」

右肩にコハクのくちびるが触れている。

「ちょ、ちょっとコハクっ、」

そっと押し当てられたくちびるが熱い。


「お前の気を吸ってるわけじゃない。くちびるじゃないからな。安心しろ。可愛いリスだから。。」

ごろん、とそのままトーコの横に転がった。

「はぁ、、、はぁ、、」

息が上がっている。


肩をかばいつつ、首をコハクのほうへ向けた。

「あたしに気を分けてくれたから、、?コハク、辛いの?」

額に汗が浮き上がっていた。

逞しい胸を上下させている。

強く閉じられた瞼。

長い息を吐いた。


「気にするな。少し休めば回復する。。」


初めて見る苦しそうなコハク。

それも自分のために。。





あたしが巫女なら、コハクを救ってあげられるかもしれないのに。。。
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