俺と結婚しろよ!
こんな調子で、いつものお馬鹿賢ちゃんと、賢ちゃんの家に帰った。
既に真夜中で。
賢ちゃんが持って帰ってきたロケ弁を食べた。
賢ちゃんはライブについて何も言わず。
あたしも切り出せない。
ドキドキしてしまうから。
またあのライブを思い出して、賢ちゃんってすごいなと思ってしまうから。
でも、やっぱり話したい、伝えたい。
すごくすごく感動したって。
それなのに、賢ちゃんは馬鹿なことばっかり言っている。
「優弥、マジうぜぇんだよ!
この前俺が店に入ってるとき、食べに来やがった」
「はぁ……」
「それで、料理に散々ケチつけて。
ムカつくから、カップラーメン出してやった」
「はぁ……」