正義の味方に愛された魔女2

週明けの月曜日、今日はお昼過ぎからボランティアの依頼がある。

龍二が迎えに来たら、
沙耶ちゃんに夕方までお店を任せて出掛けることになっていた。


「あのね、沙耶ちゃん、今日、隼人が自分の部屋にある本を捜しにちょっと寄るって連絡あったんだけど、
何時頃になるかわからないみたいなのね、
それで、私がいない間に来たら、
適当にあしらって二階に追いやってくれる?」


「百合さん、あの、
私、隼人さんに会ったこと無いんですけど、
名乗ってくれなきゃ判らないかもですよ?」


「あ…そうだっけ?
いつも夜帰ってきて朝戻っちゃうもんね。
二泊くらいした時もあるけど…そう言えば沙耶ちゃんのお休みの日だったりして……そうだね、会ったことないね。

いや、大丈夫じゃない?
勝手知ったる実家だから。

初対面でも気軽に話しかけるほうだから
なれなれしく感じたらごめんね」


「そうですか…わかりました。頑張ります」


「あはは……沙耶ちゃん、何を頑張るの?
やだ、おっかしー。
何も気を遣うことなんか無いからね?」



午後1時頃、龍二が迎えに来てくれた。

「それじゃ、お願いねー。夕方には戻れると思うけど、前みたいに遅くなるようなら連絡入れるから」


「はい。行ってらっしゃい」












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