正義の味方に愛された魔女2
いつも百合が出掛ける際、来客がない時、
沙耶は、掃除をしたり在庫チェックをする他に、
商品ディスプレイを変えたり、仕入れたい商品をリストアップしてみたり、自分のセンスを活かす時間をもらってる。
扱う商品は違うかもしれないけれど、将来の勉強になるので、感謝している。
《私は、本当にいいお店に採用されて、ラッキーだわ~》
商品在庫を調べていたら、
カランカラ~ン。
ドアベルが来客を告げた。
「いらっしゃいませ」
ビジネススーツの若い男性が一人。ちょっと珍しい。
その顔を見て…驚いた。
《あっ! ショッピングモールのカフェで見かけたカッコイイあの人だ!!
この店に興味ある?…すごく意外なんだけど…》
「こんにちは。あ…初めまして…だね。
内田隼人、ここの息子です。
えっと、君は…バイトの沙耶ちゃんかな?母さんから聞いてるよ。
今日寄るって連絡しといたんだけど、この時間ならもう荒川さんと出掛けたでしょ?」
《えーーーーっ?!
この人が、あの人で、
あの人が、隼人さんだったの?!
そう言われれば、似てるよね?
この顔を柔らかくしたら百合さんかも…。
きゃぁ!
目の保養どころか握手なんかしちゃった。
だって、手を出されたら、そこはしちゃうでしょ、普通に!
あ、やだ!
隼人さんは百合さんより『力を使うツワモノ』って言ってたよね?
わぁ…どうしよう。バレバレだ》
「……あははは!
焦ってる焦ってる…俺の事、見たことあるんだね?
この人があの人がって…面白いな。
そう俺、母さんよりツワモノの悪魔だから。
恥ずかしい事まで全部視るぞぉ!
ははは……。
いや、冗談だよ。
聞いてない?
普段は母さんと同じだけど、
自分でスイッチ切って視えなくできるだけ。
ツワモノって…母さんの方だよねぇ」
「あの私…石川沙耶です。
オーナーの百合さんにはとてもよくしてもらって、第二のお母さんだと思ってるんです。
優しくて明るくて、時々子供みたいになって変だけど、
ショップオーナーとして、女性として尊敬してるんです」
「へぇ…。ベタ褒めだね。
母親がそう思われてると嬉しいもんだよね。ありがとう。
そう、沙耶ちゃんが俺を見かけたカフェの並びに、美味いスイーツ屋さんあるの知ってる?
この前買ってきたら、母さん気に入ってたよ。
沙耶ちゃんも食べてみ?ここ、落ちるから」
《ギャァッ
ほっ…ほっ…ほっぺ突っつかれたぁ!
沙耶ちゃんって…さっきから私の事、沙耶ちゃんって呼んでるぅ!》
「は、はい!スイーツ屋さんの場所、わかります。今度、買ってみます」
「うん、ぜひ~。
俺、部屋で用事済んだら、すぐ帰るからね。じゃ!」
《頭ポンポン……彼氏にされたい頭ポンポン、されちゃったよぉ!
何なの何なの?隼人さん、カッコイイだけじゃなくて、やることもカッコイイ…》
沙耶は、掃除をしたり在庫チェックをする他に、
商品ディスプレイを変えたり、仕入れたい商品をリストアップしてみたり、自分のセンスを活かす時間をもらってる。
扱う商品は違うかもしれないけれど、将来の勉強になるので、感謝している。
《私は、本当にいいお店に採用されて、ラッキーだわ~》
商品在庫を調べていたら、
カランカラ~ン。
ドアベルが来客を告げた。
「いらっしゃいませ」
ビジネススーツの若い男性が一人。ちょっと珍しい。
その顔を見て…驚いた。
《あっ! ショッピングモールのカフェで見かけたカッコイイあの人だ!!
この店に興味ある?…すごく意外なんだけど…》
「こんにちは。あ…初めまして…だね。
内田隼人、ここの息子です。
えっと、君は…バイトの沙耶ちゃんかな?母さんから聞いてるよ。
今日寄るって連絡しといたんだけど、この時間ならもう荒川さんと出掛けたでしょ?」
《えーーーーっ?!
この人が、あの人で、
あの人が、隼人さんだったの?!
そう言われれば、似てるよね?
この顔を柔らかくしたら百合さんかも…。
きゃぁ!
目の保養どころか握手なんかしちゃった。
だって、手を出されたら、そこはしちゃうでしょ、普通に!
あ、やだ!
隼人さんは百合さんより『力を使うツワモノ』って言ってたよね?
わぁ…どうしよう。バレバレだ》
「……あははは!
焦ってる焦ってる…俺の事、見たことあるんだね?
この人があの人がって…面白いな。
そう俺、母さんよりツワモノの悪魔だから。
恥ずかしい事まで全部視るぞぉ!
ははは……。
いや、冗談だよ。
聞いてない?
普段は母さんと同じだけど、
自分でスイッチ切って視えなくできるだけ。
ツワモノって…母さんの方だよねぇ」
「あの私…石川沙耶です。
オーナーの百合さんにはとてもよくしてもらって、第二のお母さんだと思ってるんです。
優しくて明るくて、時々子供みたいになって変だけど、
ショップオーナーとして、女性として尊敬してるんです」
「へぇ…。ベタ褒めだね。
母親がそう思われてると嬉しいもんだよね。ありがとう。
そう、沙耶ちゃんが俺を見かけたカフェの並びに、美味いスイーツ屋さんあるの知ってる?
この前買ってきたら、母さん気に入ってたよ。
沙耶ちゃんも食べてみ?ここ、落ちるから」
《ギャァッ
ほっ…ほっ…ほっぺ突っつかれたぁ!
沙耶ちゃんって…さっきから私の事、沙耶ちゃんって呼んでるぅ!》
「は、はい!スイーツ屋さんの場所、わかります。今度、買ってみます」
「うん、ぜひ~。
俺、部屋で用事済んだら、すぐ帰るからね。じゃ!」
《頭ポンポン……彼氏にされたい頭ポンポン、されちゃったよぉ!
何なの何なの?隼人さん、カッコイイだけじゃなくて、やることもカッコイイ…》