先生の彼女です。
涼太のほうを少し見るとさらに呼吸を荒くした



「あ、そっか… ごめん涼太。出ててもらっていい?」



「あ、はい」






涼太が出たのを確認して咲を膝の上にのせて脈を取りながら話しかける




「涼太もだめ?」




「ハァッ…ハァハァ う、ん」




「そっかそっか。」




だんだん落ち着いてきた頃にナースが点滴を持ってきてくれた





「咲、点滴するね」




「うん…ケホッ」





俺の膝に座らせていた咲をベッドに寝かせてから点滴を刺した





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