いつか孵る場所
「淡路さん、どうですか?」
至は朝の回診にハルの元を訪れた。
「はい、おかげさまで…」
ハルは至に頭を下げた。
「このままいけば今週中には退院できると思いますよ」
至がそう言うとハルは嬉しそうに微笑んだ。
「遠い昔の妹といい、私といい、先生には本当にお世話になってしまって」
「いえいえ、これも何かの『ご縁』でしょうね。…今後もっとそのご縁が深くなるかも」
「えっ?」
ハルは驚いて聞き返すと
「いえいえ、弟の胸のうちを思う兄の独り言なんでお気にならさずに」
至は上品に微笑んだ。
至は朝の回診にハルの元を訪れた。
「はい、おかげさまで…」
ハルは至に頭を下げた。
「このままいけば今週中には退院できると思いますよ」
至がそう言うとハルは嬉しそうに微笑んだ。
「遠い昔の妹といい、私といい、先生には本当にお世話になってしまって」
「いえいえ、これも何かの『ご縁』でしょうね。…今後もっとそのご縁が深くなるかも」
「えっ?」
ハルは驚いて聞き返すと
「いえいえ、弟の胸のうちを思う兄の独り言なんでお気にならさずに」
至は上品に微笑んだ。