大人の恋は波乱だらけ!?
気が付けば定時を過ぎていて、オフィスには殆ど誰もいなかった。


「景子先輩!まだお仕事ですか?」

「そういう葉月ちゃんだって」


残っていた景子先輩に話し掛ければクスリと笑われる。
そう言えばそうだ、と苦笑いを浮かべながら先輩の隣に腰を掛けた。


「私はアイディアが溢れ出てきたので、つい」

「私も同じ様なものよ」


そう言ってパソコンを見つめる景子先輩。
そこには【大人の恋愛】ゲームのキャラクターが映し出されていた。


「わっ!この場面!凄くイイですね!」

「イイですねって貴方が考えたんでしょ?」

「え?そ、そうじゃなくて!
こうやって目に見える形になるとまた違って見えると言いますか……」

「ふふっ!何慌ててるの?」


からかう様に笑う先輩を見ながら私も笑う。


「でも本当に凄いですよねー」

「葉月ちゃんってそればっかり」


そう言って笑うけれど、私は本当に凄いと思う。
だって簡単にキャラを作っちゃうけど……。
私には到底無理だもん。
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