大人の恋は波乱だらけ!?
暫く話していれば景子先輩は慌てたように立ち上がった。


「あっ……今日用事があるのをすっかりと忘れてたわ!」

「そうなんですか!?すみませんお引止めをしてしまって……」

「貴方が謝る事じゃないでしょ?」


可笑しそうに笑うと景子先輩は鞄を掴んだ。


「ごめんなさい、じゃあお先にね」

「はい!お疲れ様でした」


ペコリと頭を下げれば、もうそこには誰もいなかった。

相当急いでいたけど……大丈夫かな?
景子先輩の新たな一面を見れた気がして嬉しい。

1人で微笑んでいれば急に誰かの気配がした。


「あ……明美……?」


扉の方を見れば明美が立っていた。

でもいつもと何かが違う。

だって……。

髪の毛だってボサボサで。
メイクだっていつもの彼女らしくない。

それに何より……。

明美の輝いた笑顔が何処にもないもん。
< 374 / 514 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop