大人の恋は波乱だらけ!?
「……っと……まあこんな所だな」

「……了解、直して見せるね」

「おう」


お洒落なカフェのテラスで私は友輝と打合せをしていた。
ノートに文字を連ねる私を友輝はコーヒーを飲みながら見つめていた。


「……なに?」

「……まだ仲直りしてないんだってな」

「……まあ……色々あってさ」


友輝が言うのは私と明美の事だ。
全てを知っている彼だからこそ心配をしてくれているんだ。


「アイツから聞いたよ、高梨さんのこと」

「……そう」

「流石に俺も怒った。関係ない高梨さんを巻き込むなって」

「……ありがとう」


友輝は言いにくそうな顔をしながら頬を掻いていた。
口に出さないのは友輝の優しさだけど……。
彼がこうやる時は聞きたくて仕方がないと言う合図だ。


「何か言いたそうだね」

「あ……ああ……あのよ……」


歯切れの悪い友輝に痺れを切らした私は軽くタメ息を吐く。


「だから何よ……」

「葉月って高梨部長が好きなんだよな!?」


決意した様に友輝は机を叩き声を発した。

その言葉は私にとっては衝撃的だった。
< 419 / 514 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop