大人の恋は波乱だらけ!?
それから数十秒後、明美は再び決意をした様に私を見つめた。


「あのさ……ごめ……」

「今井さん!ちょっとお願い!!」


明美の声を遮る様に販売部の人が声を掛けた。
それに哀しそうな顔をしながらも『はい』と小さく返事をする彼女。


「引き止めてごめん」

「……ううん」


首を横に振れば彼女は呼ばれた方へと駆けて行った。
そんな背中を見ながら小さくタメ息を吐く。

仲直りが出来なかった。

その後悔だけを残しながら自分の部署へと向かう。
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