SECRET COCKTAIL
「馬鹿っ、お前、何してんだ。一人か!?なんでこんな所にっ、」
言い掛けて、ハッとしたように周りを見渡して。
大きな溜息を吐いてから、雅君は私の隣に腰かけた。
「早く帰れ。ここはお前が来るような所じゃない」
初めて向けられる冷たい声。
でもそんな事、覚悟の上だ。
「帰らないよ」
「美來」
咎めるような低い声で名前を呼ばれた時。
長髪金髪の男の人が、近寄って来て。
雅君の耳元で何かを告げる。