SECRET COCKTAIL
「頂きます」
デミグラスソースと一緒に掬ったオムライスを口に運んで。
そのまま目を閉じて、その風味と香りと感触を十分に味わう。
「・・・どう?」
不安そうな声が聞こえてきて、私はゆっくりと瞳を開けた。
「美味しいよ。凄いっ、雅君と同じ味!」
感動して私が大きな声で言うと。
優弥君がパアッと弾けるような笑顔を浮かべた。
「よっしゃーっ!」
力強くガッツポーズをした後、雅君とハイタッチを交わす。
雅君も満足そうに笑みを浮かべていて、私もつられて笑顔になった。