SECRET COCKTAIL


その後姿を視線で追って。

雅君の弟が、優弥君で良かったって、心から思った。


きっと雅君は、自分の選んだ道を後悔なんてしていないんだろう。



優弥君の姿を見たら。


なぜか、はっきりとそう思えた。



「美來」


「なに?」


「今日、家、来るか?」


「え?」


「で、明日、どこか行こうか」



突然の言葉に、一瞬その意味を考えてしまった。


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