秘密の契約

堂々巡り

「日菜、知ってる人?」



またまた美形の出現に愛は舌を巻く。



「うん 時期家元の夏葉先生」



いつもは「さん」で呼ぶが「先生」と言ったほうがふさわしいと思った。



愛はペコッと頭を下げた。



夏葉も愛に笑顔を向ける。



「日菜ちゃん、時間あるかな?」



愛とカラオケに行こうと思っていた日菜は愛を見る。



「いいよ またにしようね」



愛はそう言って手を振ると行ってしまった。




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