爆弾人生
四章桃色バラバラ

痛みがいとおしい
それが愛の記憶
楽な所有物。苦難に溶かされたい。

傷口に塩を撒いた。
そんなことができる?

示す。また正気にもどる

飽きたらない。もういいから。

ぐちゅぐちゅしてる
膿んでる
腐ってきた。
腐敗した所にまだ機能してる1つの悲しい感覚。
崩れてく。滴る。
それを笑顔でみてて欲しい。

とけてて、痛みの最果て。
マグマ状になって原型ないけど。
抱き締めてるのか。それを幸せそうに
大好きな愛着あるマグカップにいれて飲み干した。その排泄物は優しく、綺麗な和紙に包んでいつも、隣に置いてくれる。



やっと落ち着けた。
新しい宇宙に吊れていく事が出来きたんだ。

激しく揺さぶられたから、こわされて
最後は美しく組み替えられてホントによかった。

空気になって
空虚だ。
風になって
風化だ。

思い出すことを忘れちゃう。
なんでせっかく覚えたのに。
勿体無い。

もっと与えて。
狂って、感じなくなる
次の、存在さえ消えるまで

それを一杯にして
それ以外入ってきたら
気持ち悪くて出しちゃうぐらい。

消化したくない。だから。一番感じさせてくれる。
それを司る細胞に住み着いた。

いつでも。側にいる。そこで生きてる
そして操る。好きなように。


無駄になった細胞でさえ。外に棄てられず側にいてる。顔を見た。
和紙に包まれたそれに意識を集中した。相変わらず。気持ちい。感じる奥が。

いつでも。逝ける。
甘い夢のなか
同じときを繰り返す。

もう見なくてすむ。
鉄アレイで縛られた足下。
受け入れてほしかった。
それ以上にどうすることもできない。
ここまでやってがとごまでもつづいたこと。

届きそうに見せないでほしかった。

もう叶えないから。限界はとおにこす。

美しく耀かせる理想は
汚ならしい。貪欲さであること。
を気付かない。愚かさ

どこか欠けてるその部分が一番美しいと、愛撫し、すべてを受け止め美味しいと感じ深く飲み干した。
解っていたんだね。どこまでも。

ここ以外は、ありがとうを覚えたのに、既に忘れて…。それこそ、全て成し遂げても、目に写る美しさを感じることもできなく、当たり前に変わってしまう。
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