かわいい君まであと少し
私がこの部屋に来ると、いつも流れている番組だ。
子供がいる夫婦って、こういうものなのだろうか。昨日、あんな話をしても、子供がいればその子を中心として動いていく。そう、子供のおかげでリセットされる感じ。ケンカしたあとの夫婦も同じなのだろうか。
そんな不思議な感覚を気にしながら、朝食を済ませた。
それから志穂ちゃんの荷物をまとめ、忘れ物がないかを確認した。
「あっ、妹から電話だ」
望月課長が妹さんと短い話を終えた。
「今、駅に着いたって。あと十五分くらいで着くな。」
「そうですね」
志穂ちゃんとウサギのぬいぐるみで遊んでいると、インターフォンが鳴った。
望月課長がドアを開けると、妹さんがすごい勢いで部屋に入ってきた。
「ただいま。お兄ちゃん、志穂は?」
「中にいるよ」
志穂ちゃんはお母さんの声が聞こえると、すごくうれしそうな顔をした。それは私と望月課長の前では絶対にしなかった笑顔だ。
やっぱりお母さんは、子供にとって一番の存在なんだな。
「まーま」
「志穂、ごめんね。一人でお留守番させて」
志穂ちゃんはお母さんに抱っこされ、幸せそうな顔をしている。
「あ、すみません。ちゃんとご挨拶もせずに」
妹さんは私の顔を見ると、志穂ちゃんを支えながら深々と挨拶をした。
「今回は、兄の部下である藤崎さんにまで、ご迷惑をおかけてして大変申し訳ありません」
子供がいる夫婦って、こういうものなのだろうか。昨日、あんな話をしても、子供がいればその子を中心として動いていく。そう、子供のおかげでリセットされる感じ。ケンカしたあとの夫婦も同じなのだろうか。
そんな不思議な感覚を気にしながら、朝食を済ませた。
それから志穂ちゃんの荷物をまとめ、忘れ物がないかを確認した。
「あっ、妹から電話だ」
望月課長が妹さんと短い話を終えた。
「今、駅に着いたって。あと十五分くらいで着くな。」
「そうですね」
志穂ちゃんとウサギのぬいぐるみで遊んでいると、インターフォンが鳴った。
望月課長がドアを開けると、妹さんがすごい勢いで部屋に入ってきた。
「ただいま。お兄ちゃん、志穂は?」
「中にいるよ」
志穂ちゃんはお母さんの声が聞こえると、すごくうれしそうな顔をした。それは私と望月課長の前では絶対にしなかった笑顔だ。
やっぱりお母さんは、子供にとって一番の存在なんだな。
「まーま」
「志穂、ごめんね。一人でお留守番させて」
志穂ちゃんはお母さんに抱っこされ、幸せそうな顔をしている。
「あ、すみません。ちゃんとご挨拶もせずに」
妹さんは私の顔を見ると、志穂ちゃんを支えながら深々と挨拶をした。
「今回は、兄の部下である藤崎さんにまで、ご迷惑をおかけてして大変申し訳ありません」