かわいい君まであと少し
「そうなんですか」
志穂ちゃんは野菜を少し食べると、スプーンを置いてしまった。
飽きちゃったのかな。
スプーンでうどんを掬い、志穂ちゃんの口元へ持っていくと、ちゃんと食べてくれた。それを繰り返していると、自分でスプーンを持って食べたいりもする。
一歳の子なら、こんな感じなのかな。
二人で交互に志穂ちゃんの様子を見ながら、食事をした。
私が志穂ちゃんの口周りを拭いていると、望月課長が「藤崎」と呼んだ。
「はい」
顔をあげると、望月課長はうどんを平らげていた。
「食べるの早いですね」
「男だからな。志穂は俺が見てるから、藤崎はゆっくり食べろ」
「はい」
志穂ちゃんを望月課長に任せて、私は自分の食事に専念した。
ゆっくりとは言っても、志穂ちゃんは八時には寝なくちゃならないし、その前に歯磨き、お風呂もある。志穂ちゃんが食べ終わる頃には、私も食べ終わらないと。
うどんを啜りながら、望月課長を見ると結構楽しそうにしている。泣かれる原因もわかり、志穂ちゃんが望月課長に懐いたのもあるだろう。
志穂ちゃんが食べ終わる頃、私の食事も終わり、トレーに食器を乗せていると、志穂は準備と同じようにお手伝いをしてくれた。
「志穂ちゃん、ありがとう」
「あい」
満面の笑みを浮かべる志穂ちゃん。よく小さな子供を“天使”なんて表現をするけれど、間違っていないと思った。
志穂ちゃんは野菜を少し食べると、スプーンを置いてしまった。
飽きちゃったのかな。
スプーンでうどんを掬い、志穂ちゃんの口元へ持っていくと、ちゃんと食べてくれた。それを繰り返していると、自分でスプーンを持って食べたいりもする。
一歳の子なら、こんな感じなのかな。
二人で交互に志穂ちゃんの様子を見ながら、食事をした。
私が志穂ちゃんの口周りを拭いていると、望月課長が「藤崎」と呼んだ。
「はい」
顔をあげると、望月課長はうどんを平らげていた。
「食べるの早いですね」
「男だからな。志穂は俺が見てるから、藤崎はゆっくり食べろ」
「はい」
志穂ちゃんを望月課長に任せて、私は自分の食事に専念した。
ゆっくりとは言っても、志穂ちゃんは八時には寝なくちゃならないし、その前に歯磨き、お風呂もある。志穂ちゃんが食べ終わる頃には、私も食べ終わらないと。
うどんを啜りながら、望月課長を見ると結構楽しそうにしている。泣かれる原因もわかり、志穂ちゃんが望月課長に懐いたのもあるだろう。
志穂ちゃんが食べ終わる頃、私の食事も終わり、トレーに食器を乗せていると、志穂は準備と同じようにお手伝いをしてくれた。
「志穂ちゃん、ありがとう」
「あい」
満面の笑みを浮かべる志穂ちゃん。よく小さな子供を“天使”なんて表現をするけれど、間違っていないと思った。