かわいい君まであと少し
「あい」
志穂ちゃんは私の前に座り、右手に持っていたタンポポを私の目線の高さにまで上げた。
「これ、くれるの」
「うん、れいの」
「志穂、怜子にあげたいって言ってね。一輪だけ持ってきたんだ」
望月課長が志穂ちゃんの横に屈んだ。
「ありがとう」
タンポポを受け取ると、志穂ちゃんは「タンポポ、好き」と言った。
「うん。タンポポ大好きだよ。タンポポが枯れないように水に浸けなくちゃね」
聡さんは頼むより前に、水の入った小さめのガラスのコップをテーブルにそっと置いた。私はお礼を言ってタンポポを挿した。
「志穂、これから怜子と俺は買い物行ってくるから、聡とお留守番できるか?」
志穂ちゃんは望月課長の顔を見つめ、突然立ち上がった。そして、ウサギとサルのぬいぐるみを取りに行った。
「うさぎさん、おさる君、いる」
「そうだな。うさぎさんとおさる君と聡と一緒に待っててくれるか?」
望月課長が志穂ちゃんの頭を撫でると「うん」と志穂ちゃんが言った。
「大丈夫ですよ。ちゃんと僕が見てますから」
「そうだな。じゃ、買い物に行くか」
「はい。そこのトートバッグにオムツやタオルなどが入っていますから自由に使ってください」
「わかりました。気を付け行ってきてください」
私たちは志穂ちゃんと聡さんに見送られて、部屋を出た。
駐車場に着き、今朝と同じように後部座席座ろうとしたら腕を引っ張られた。
「なんですか?」
志穂ちゃんは私の前に座り、右手に持っていたタンポポを私の目線の高さにまで上げた。
「これ、くれるの」
「うん、れいの」
「志穂、怜子にあげたいって言ってね。一輪だけ持ってきたんだ」
望月課長が志穂ちゃんの横に屈んだ。
「ありがとう」
タンポポを受け取ると、志穂ちゃんは「タンポポ、好き」と言った。
「うん。タンポポ大好きだよ。タンポポが枯れないように水に浸けなくちゃね」
聡さんは頼むより前に、水の入った小さめのガラスのコップをテーブルにそっと置いた。私はお礼を言ってタンポポを挿した。
「志穂、これから怜子と俺は買い物行ってくるから、聡とお留守番できるか?」
志穂ちゃんは望月課長の顔を見つめ、突然立ち上がった。そして、ウサギとサルのぬいぐるみを取りに行った。
「うさぎさん、おさる君、いる」
「そうだな。うさぎさんとおさる君と聡と一緒に待っててくれるか?」
望月課長が志穂ちゃんの頭を撫でると「うん」と志穂ちゃんが言った。
「大丈夫ですよ。ちゃんと僕が見てますから」
「そうだな。じゃ、買い物に行くか」
「はい。そこのトートバッグにオムツやタオルなどが入っていますから自由に使ってください」
「わかりました。気を付け行ってきてください」
私たちは志穂ちゃんと聡さんに見送られて、部屋を出た。
駐車場に着き、今朝と同じように後部座席座ろうとしたら腕を引っ張られた。
「なんですか?」