焦れきゅんプロポーズ~エリート同期との社内同棲事情~
私はそれが悔しくて唇を噛んだ。
いつまでもこうやって、どんなに喧嘩をしても私が戻るのを当たり前だと思ってる勇希が腹立たしい。
だって、来月にはもう七年目を迎えるのだ。
同じ会社に同期として入社して、その夏から付き合い始めて三年。
『一緒に暮らそう』ということになって、更に三年。
お互いもうすぐ二十九歳になる。
私自身は急ぐつもりもなかったけれど、最近は、実家の母からチクチクとプレッシャーをかけられるようになった。
家を出て東京で仕事をする娘を心配してくれているのはよくわかる。
両親からしたら、もうすぐ三十になるのに、長年付き合っている彼と結婚もせずに同棲するだけの娘の将来が不安でならないのだろう。
いつもいつも同じ言葉ではぐらかして笑い飛ばして、母との電話やメールを切り上げるのも、最近はさすがにちょっと苦痛だ。
きっと両親は、だらだら同棲を続けていても『いずれは結婚』を期待してるのがよくわかるから。
けれど私と勇希の生活の実態は……『結婚』なんて話題に上がるどころか、時間が経つごとに恋人同士という意識が薄れていく、そんな状況なのだ。
土日だって、『一緒にいるんだからいいだろ』とまともにデートもしない。
少し前まではなんとなく流れでしていたセックスも、気が付いたら最後にしたのは二ヵ月前だ。
恋人同士なのに。
結婚を通り越して、もうただの馴れ合いのような関係に成り下がっている。
いつまでもこうやって、どんなに喧嘩をしても私が戻るのを当たり前だと思ってる勇希が腹立たしい。
だって、来月にはもう七年目を迎えるのだ。
同じ会社に同期として入社して、その夏から付き合い始めて三年。
『一緒に暮らそう』ということになって、更に三年。
お互いもうすぐ二十九歳になる。
私自身は急ぐつもりもなかったけれど、最近は、実家の母からチクチクとプレッシャーをかけられるようになった。
家を出て東京で仕事をする娘を心配してくれているのはよくわかる。
両親からしたら、もうすぐ三十になるのに、長年付き合っている彼と結婚もせずに同棲するだけの娘の将来が不安でならないのだろう。
いつもいつも同じ言葉ではぐらかして笑い飛ばして、母との電話やメールを切り上げるのも、最近はさすがにちょっと苦痛だ。
きっと両親は、だらだら同棲を続けていても『いずれは結婚』を期待してるのがよくわかるから。
けれど私と勇希の生活の実態は……『結婚』なんて話題に上がるどころか、時間が経つごとに恋人同士という意識が薄れていく、そんな状況なのだ。
土日だって、『一緒にいるんだからいいだろ』とまともにデートもしない。
少し前まではなんとなく流れでしていたセックスも、気が付いたら最後にしたのは二ヵ月前だ。
恋人同士なのに。
結婚を通り越して、もうただの馴れ合いのような関係に成り下がっている。