チョコよりも俺が欲しいのは
そして着いた先は動物園だった。
「たまにはいいだろ?こういうデートも!」
そう言って光輝は二人分のチケットを購入して、私の手を繋ぎ歩き出した。
中に入ると色々な動物が居て、子供の頃に動物園は行っただけで何だか楽しかった。
私は帰りにサツキにお土産を買った。
光輝も家の両親と光輝の両親、そしてサツキの家と生徒会長にもお土産を買っていた。
私がサツキに買ったお土産を見た光輝は私に言った。
「それサツキにだろ?」
「あの子の部屋ってぬいぐるみ多いから喜ぶだろうと思って!」
「確かにな!俺も前に買ってやった時も凄え喜んでたし!」
「ふーん…」
光輝はサツキが好きだったし、デートで水族館に行ったのも知ってる。
その時にサツキに買ってあげたぬいぐるみって事も。
何だかサツキに嫉妬しちゃって不機嫌な声で光輝にそう言ってしまった。