半分のキモチ
「また屋上かよ」


いつものように屋上から戻ると、呆れたように三上に言われた。


「あぁ、」


素っ気ない返事をして自分の席へ座ると、三上が俺の前に座り視線は宮本と克巳に向けながら「で、どうなんだよ。リサちゃんは」と何故かリサの様子を聞いてくる。


「俺の前ではちょっとずく食えてる」

「そっか、じゃあ、とりあえずは良かったな」

「まぁな」

「元サヤって感じか?」

「……どうだろうな」

「なんだよ。気のない返事だな」

「良く分かんねーけど、そうなるかもな」

「まぁ、宮本は大丈夫なんじゃねーの?」

「あ?」


三上の視線は教室で笑っている宮本を見ていた。


笑っているから大丈夫。か……
悲しくたって、笑っていられる。
宮本はそう言う奴だよ。

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