半分のキモチ
バチが当たって当然だ。
俺には言い訳をする資格さえないんだからな。


目の前には瞳いっぱいの涙を溜めている宮本ではなくリサが居る。


「じゃあ、本当なの?」

「あぁ」

「何で?私のこと嫌いになっちゃったの?」

「違う。そう言うことじゃねーんだよ」

「じゃ何?」


あの日……
教室で俺が宮本を抱きしめている姿をリサの友達が見ていたらしい。


「愛子ちゃんが好き?」

「だから、そう言うことじゃねーって」

「説明してくれなきゃ分からないじゃん」


説明しようがない。
俺が一番理由を知りたい。
あの日どうして宮本を抱きしめたのか……



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