半分のキモチ
初めてのライブで楽しかったし
テンションも上がっていた。

余計なことも考えず、ただ笑って叫んでいた。


こうやって私の中に少しずつ、学校以外の知り合いが増え思い出が増えて行けば良い。
こうやって私の中に少しずつ、清水との思い出以外のことが増えて行けば良い。


そうすればきっと"泣くな"と言っていた清水との約束を守れることになるんだろう。
そうすればきっと清水は余計なことを考えないですむんだろう。


そうすればきっと私も清水も笑っていられるんだろう。
そうすればきっと私も清水もまた友達に戻れるんだろう。


隣には私を想ってくれるかっちゃんがこうして居てくれても、
私の全てはまだ清水へと向いてしまう。


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