夜の連続ホラー小説
「らしいんだってのは

最初その子がうちに来てたことを

知らなかったんだ。

親が俺に知らせなかったんだよ。

親の顔を見るのも

しんどいくらいだったらね…

マネージャーが夏休みの間

ほとんど毎日

俺のことを心配して

家にきてくれていたことを知ったのは

お盆をすぎたくらいだった…

幼馴染みの家に、

幼馴染みの新盆で

葬式があったときぶりに行ってさ

ようやく悲しみと向き合えたのかもしれないね。

それから部屋から出なきゃって思えて。

これまで当たり前に

学校行ったり、遊びに行ったりって、

やってたはずなのに、

一度引きこもっちゃうと

それが当たり前にできないんだ」
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