運命の恋、なんて。
「あ、やっとホントに嬉しそうに笑った。公園、ビンゴだな」




「えっ、あたしそんなに違うかな」




「うん、すげぇ自然な笑顔」




そうなんだ…。




そう言われると、照れる。




思わず、頬を手で押さえる。




「別に、愛想笑いしてたわけじゃないんだよ?」




「わかってる。なんだろなー、うまく言えねぇけど。

とりあえず、俺が行きたいところと胡桃ちゃんだと違うだろうし、そーいうのこれからちゃんと話していこーよ」




「うん」




全く違うタイプだと思ってた八雲くん。




なのに話せば話すほど、親近感がわいてくる。



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