運命の恋、なんて。
以前より態度は素っ気ないけど、なにかの拍子に突然キスしてくることがあって、不意打ちにドキドキさせられる。



熱い吐息に、ここがどこなのか忘れてしまいそうなほど…。



カタンと、テーブルから音が聞こえる。



慌てて体を離せば、気まずそうな顔でヤスくんが立っていた。



「お前らなー、いちゃつくなら上でやってくれ」



2階を指差し、苦笑い。



「もう、終わり。ヤス、ゲームしよ」



恥ずかしい…見られちゃった。



八雲くんは、平気そう。



あたしは、ヤスくんが持ってきてくれた飲みものを急いで受け取り、ゴクゴクと喉に流し込んだ。



ヤスくんと八雲くんは、ふたりでスマホのゲームをしている。



あたし…かなり、暇。



今日は、なにしにここに来たんだっけ…。



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