運命の恋、なんて。
「どうしたの?」



「ん、電話かかってきたから」



外で話すんだ?



疑問に思いつつも、耳にスマホをあて誰かと話し始めたからあたしも帰ることにした。



「今?全然いーよ。ヤスんちで遊んでた」



なんだか、嬉しそうな笑顔。



最近、あたしの前でそんなに嬉しそうな顔をしてたかな…。



ん…。



なんだろ、あれ。



スマホのカバーの一部分が、キラキラと青く光っている。



でも、八雲くんの耳の位置でよく見たことがあるもの。



…ピアス?



どうしてスマホについてるんだろう。



反対の耳には、いつも通り青いピアスがついている。



ラインストーンのシールでもスマホカバーに貼ってるのかな?



黙って立っていると、電話を終えた八雲くんが近付いてくる。



「まだ帰ってなかったんだな」



「うん、ねぇ…それ、どうしたの?」



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