運命の恋、なんて。
「いいの?」




「やっぱ…胡桃ちゃんのこと、好きだから…」




「ありがとう…」




この腕に抱かれていると、安心する…。




ずっと、あたしを抱きしめていて欲しい。




ギュっとしがみつくと、八雲くんも抱きしめ返してきた。




「送ってく」




こういうのも、優しさなのかもしれないけど…実は負担になってたって可能性もあるよね。




「ううん、大丈夫。ひとりで帰れるよ」




あたしも、もう少しひとりで色々頑張れるようにならなきゃね。




いつまでも、八雲くんに頼ってばかりじゃいられない。




彼氏だからって、甘え過ぎるのもきっとダメだよね。




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