E・N・M・A~えんま~
見つめ合うワタシたちは、まるでカップルのようだった。
「…分かった」
最初に口を開いたのはみやちゃんだった。
「うんッ!」
そして、ワタシは元気よく頷いた。
「にしても、なんで千夏のこと知ってるんだろうねーー。てっきり元カレとかなんかかなぁって、思ったよーー」
あはははは、と笑いながらみやちゃんはワタシの肩をポンポン叩いた。
「残念でした~!ってか、元カレのこととかみやちゃんは何でも知ってるじゃんか」
「ははっ、だよね~?!千夏のことは、ほんっと良く知ってるし」
機嫌が良くなったみやちゃんにホッとした。
実際、みやちゃんとワタシは幼馴染みーーとまではいかないまでも、中学に入った時からの付き合いだった。