E・N・M・A~えんま~
思わず耐えきれずに目をギュッと閉じたワタシに、くすっ…とシュウが笑ったような気がした。
閻魔…
閻魔………
どうしてワタシ達は結ばれない運命なんだろうーー。
今度こそ貴方についていこうと決めていたのにーー。
「どう? ココ、直ったでしょ?」
唐突にシュウの指が太もものあたりを撫で上げた。
「キャ…っ!!」
「可愛い声あげちゃって。本当に君にはそそられるよ」
「…変態っ! それでも『竜神』なの?! 信じられない!!」
ワタシの足をなで回すシュウの手首を握って渾身の力でそれ以上動かないように阻止する。
「へ、変態?!
参ったなあ~…、この僕にそんなこと言うのは千夏だけだよ、きっと」
シュウは今度はクスクス笑い出した。
ーーなんか、むかつく。