真っ白のラブレター
☆*。3 帰り道
今日から、ブラバンは大会間近なので、穂風の親友の月子も遅くまで練習している。
いつもは二人で一緒に帰るのだが、穂風は一人でとぼどぼ歩いていた。
ふと顔をあげると、前方に歩がいる。
「あ、ゆ、む!」
走って追いつくと、背中を叩く。
「なんだよ、大声で呼ぶな」
周りの生徒にじろじろと見られたのが恥ずかしいらしく、不機嫌な目でにらまれた。
「一緒に帰ろ」
「ああ」